何処かの誰かのサクリファイス     作詞作曲:煌はじめ       歌唱:鏡音リン  七十年後の未来で確定済みの 歴史をどう弄る気なのか  十年前の金剛石<ダイアモンド>を今更 捜そうたって無茶な話で  有り得ない事はアリエナイんです だって超次元なこんな世界じゃ  幻想さえ辻褄合わせでしょ 何時からフィールドは遊戯盤<チェスボード>ですか?  理解不能<ワカンナイ>でしょ 誰も どうせ どうせ  綺麗事はとうに聞き飽きてるの 無垢な笑顔でイッちゃってまぁ  勝敗指示を破り捨てられる 勇気が有れば苦労してないんだ  有り得ない事はアリエナイんです だって超次元なこんな競技<スポーツ>  嘆き嘆いてマリオネットだらけ 何時までも恐怖政治は続くの  解決不能<デキナイ>んでしょ 誰も どうせ どうせ  望まれないシナリオだとして なっちゃったものはしょうがない  正義の味方の伝説も裏返せば悲劇の切欠だし  管理体制さえも悪魔と言い切れないのが現状だから  聖帝様の命令を大人しく待つのがお利口でしょ?  (ねぇ何が間違い?)  なのに何故君は理想を折らずに振り翳せるの?  魔術師でも無い君の言葉は無力だと知ればいいのに  なのに何故君は独りを二人三人と増やせるの?  非力な僕等に何を期待して矛盾を壊そうと足掻くの?  それは革命の序曲だと君はまた歌い続ける  かつての大司教サマの意思でも継ごうと奮起してるの?  それは雷鳴轟く最後の物語と語る  僕等はほだされて結局勇者の真似事をしてみるんだ  それも悪くないかもなんて思う僕等も  魔法にかけられたのかな? そうだ犠牲者はもう要らない (さて、メシアにでもなろうか)