想う事、償いの誓い        作詞:蒼姫 はじめましては パパに連れられて行った孤児院 3人でしたサッカーはとても暖かかった 2度目は 鬼道(キミ)が孤高の帝王となった時 離れ離れになっても 最愛の”妹”を想い続けて ぼろぼろに擦り切れていくばかりのアイツを 本当の愛情を知らぬまま育ったキミを あたしは決めた もう我慢しないで 「あんたの事は、私が護る。」 幼い頃に誓った 再会すると勝手に決めた 無責任に、それも無神経なまでの傲慢さで 笑顔で答えた兄妹の歯車は 長い時間を掛けゆっくりと、歪んでいった。 3人でやっと再会したのは キャラバンでのこと 言葉に出さずとも視えたのは 深くなっただけの絆(いぞん) 想いを伝え合ったのは つい昨日のこと ささやかなキスは鬼道(キミ)らしくて 明るく笑ってくれるようになったキミを これからも護り続けていくと誓ったアイツを どうしてあの時、送り出してしまったんだろう 「待って!」 叫んだ声が今も残響を残して 「運命だと信じたかった」そんなのはガラじゃないけど そんな位偶然じゃ説明できない絆が あたし達を繋いでた そう信じていたのに どこで解れてしまったの あたし、言ったよね。「擦り切れて擦り切れて、 どうしようもなくなったらあたしを呼んで。」 鬼道は優し過ぎるから 人に頼る事をしない それでもあたしは、頼られることを望むけど 鬼道の敵を討つ 鬼道が望む事じゃなかったとしても みんなを護る もう誰も傷つけさせない 傷ついていいはずが無いから あたしが護るから