この背中に、

白い翼は

無いとしても。

キャラクターの特殊設定。
 

この物語では、根本的なキャラ設定が原作と大幅に違う点がいくつかあります。

中でも目立つ点をここでご紹介。

苦手な方もいらっしゃるかと思いますので、先に一読しておくと無難かも。

が、大いにネタバレを含みますのでご注意を。

 

☆円堂守☆
 原作の熱血主人公。この話では四人の主人公の一人という扱い。
 熱血男前キャプテンっぷりは相変わらずだが、時折主将である事を重圧に感じている。仲間の前で泣けないタイプ。
 幼少時に目の前で友人が殺されるというショッキングな体験をしている。
 何故かその記憶が消えているが、トラウマは残っており稀にフラッシュバックを起こす。
 
☆財前塔子☆
 男前三割増し美少女。この話では四人の主人公の一人という扱い。
 裏で女版円堂と呼ばれている。円堂と似たタイプだが彼女は円堂ほど溜め込まない。円堂は親友、聖也(オリキャラ)は悪友。
 SPやってただけあって何でもござれな格闘娘。喧嘩の強さは半端ない。自分はある種チームみんなの護衛でもあると思っている。
 幼少時に施設にいた鬼道と会っている。二回目に再会した時は、鬼道の不遇を理解し彼を護ると約束している。
 本来の男勝りな性格ゆえ最初は気付いて無かったが、鬼道が好き。薄々両想いなことにも気付いている。
 
☆鬼道有人☆
 原作で優遇されまくりのライバル。この話では四人の主人公の一人という扱い。
 実は激情家だが隠すのがうまい。ゴーグルにドレッドという格好は表情を隠す為に始めたもの。
 両親の代わりに春奈を護らなくてはという切迫感から、彼女に兄というより親に近い愛情を注いでいた。
 影山に出逢ってから八年近くを虐待されて育つ。ゆえに急な接触、特に大人に触れられると恐慌状態になることがある。
 PTSDが疑われるが本人は軽視。塔子に対する好意が、友情なのか愛情なのかよく分かっていない。

 

☆音無春奈☆
 可愛い眼鏡マネージャー。この話では四人の主人公の一人という扱い。
 芯が強く意思が強いが、本当は泣き虫。元々は甘えん坊で、兄に依存気味の少女だった。
 兄を両親の代わりにしてきた上、誤解して裏切り者扱いしてしまったことを後悔し、彼に頼らず自立したいと考えている。
 実は相当サッカーがうまく体力がある。鬼道を無意識に真似してきた為、そのプレイスタイルは兄に似通っている。

 

☆吹雪士郎☆
 ぽややん天然雪っ子。だが、その半分はポーズ。トラウマをごまかす為に天然を演じているフシもある。
 この物語では解離性同一障害と重度のPTSDという設定で統一。彼の中のアツヤ=多重人格ということでよろしく。
 雪崩で両親を喪った後、事件の検証に来た聖也(オリキャラ)に引き取られて育つ。今は彼に仕送りをして貰って一人暮らし。
 ゆえに聖也の正体を知っている数少ない一人である。雪崩を連想する大きな音を聞くと恐慌状態になる。

 

NEW!☆風丸一郎太☆
 見た目美少女、中身男前。ただし真面目すぎて、たまに思考がぶっとんだ方向に行く。またイレブンで最も女の子に免疫が無い。
 幼少時、幼い子供ばかりを狙う通り魔に襲われかけた事があり、今でも偶にその日の夢を見て悩まされている。
 宮坂、レーゼのようなタイプの年下が放っておけず、ついつい保護者代わりになって世話を焼いてしまう。
 元々は円堂の心意気に引かれ、FF優勝を目指して始めたサッカー。しかしそれが世界の命運を背負う事になってしまい、徐々に思いつめていく。

 

NEW!☆一之瀬一哉☆
 可愛い顔して強か、打たれ強さがウリの帰国子女。時々空気の読めない発言を連発させるが、大抵が意図的。
 実はテクニックのみならず、鬼道ばりに頭が良い策士。円堂、鬼道、豪炎寺に頼りきりの現状を打開せねばと常々思っていた。
 土門は昔からの親友。秋は初恋の相手だったが、今は聖域。ゆえに、本当の悩みを彼女には相談できないでいるフシがある。
 かつて死を装った事故にはある裏が。また、アルルネシアと因縁があった事も後に明かされる。

 

NEW!☆浦辺リカ☆
 軽そうなガングロギャルなのは見た目だけ。大阪育ちの強かさと男前ぶりは、塔子にも匹敵する。
 一之瀬に出会う前までは、「一目惚れしてすぐフラられるフラレ女王」と呼ばれ、恋愛絡みは散々だった。
 本人曰く好みは「見た目可愛くて中身男前」らしい。一之瀬はそういった意味で好みのド真ん中ストライクだったそうな。
 さり気無く壁を作りがりな一之瀬の本質をいち早く見抜き、彼を護る為に傍にいたいと強く願うようになる。

 

☆其山ヒロト(グラン)☆
 ある意味吹雪を上回る天然。常識はあるが、周りが滅茶苦茶な人ばかりなので最近諦め気味。
 顔色が悪いのは、心臓に障害があるせい。体内に埋め込んだチップのおかげでサッカーができる体を維持している。
 その実力は言うまでも無いが、体力はあまりなく、心身共に疲労したり治療を怠ると倒れることもある。
 狭い場所や暗い場所が苦手。時々、奇妙な光景がフラッシュバックしてパニックに陥る事があるが原因不明。

 

☆亜風炉照美(アフロディ)☆

 美少女の顔した美少年。初見で八割の人間が彼の性別を間違える。

 本来はおっとりした優しい性格の少年だったが、神のアクアの洗脳作用により攻撃的になっていた。

 元は孤児であり、売り飛ばされて悲惨な目に遭っていたところを影山に拾われる。

鬼道と似た扱いは受けていたが、今でも影山を父と慕っている。

 アニメよりかなり早く雷門入り。実力は十分だが、神のアクアの後遺症で長くフィールドに立つのが困難。

 またその神のアクアのせいで悲劇に見舞われており、その恐ろしさを誰よりよく理解している。

 

☆緑川リュウジ(レーゼ)☆
 顔だけみれば可愛いけど、中身は結構不思議ちゃん。レーゼ時代は洗脳により攻撃的・高圧的な性格になっていた。
 本来は大人しく、むしろ運動も苦手な子だった。追放後、記憶を消去されて京都を彷徨い、雷門イレブンに発見される。
 緑川リュウジ、の名前は瞳子が勝手につけた仮名――と当初は誰もが思っていた。愛称は“リュウ”もしくは“レイ”。
 記憶をなくしてなお、デザームに貰ったペンダントを大事に持っており、記憶を取り戻そうと奮闘することに。
 最初は風丸に嫌われていたが、後に彼の弟分に。同じく弟分の宮坂とは親友になる。

 

☆砂木沼治(デザーム)☆
 イプシロンみんなに崇拝・敬愛される偉大なキャプテン。エイリア石の洗脳下でも、その強い正義感は変わっていない。
 その優秀さゆえ最初はガイア配属になる筈だったが、リュウジが実験体にされる事で反発し、地位を降格されて今に至る。
 全チームで一番結束力が強いのがイプシロンであり、メンバーは皇帝陛下よりデザームに従っている者が殆どである。
 マスターランク、特にグランを尊敬し目標にしている。レーゼとゼルが二大弟分。今も昔もつい二人の世話を焼く。
 “ある悲劇”をきっかけに、二ノ宮に疑念を抱き、独自に真実を探り始める。が、やがてはその行動が新たな悲劇の契機に…。

 

☆南雲晴矢(バーン)☆
 イケてるみんなの兄貴分。行動派なのは見ての通りだが、頭の回転は速い。
 実力は言わずもがな。しかし、書類仕事と掃除が壊滅的に苦手で、副官的立場のネッパー&ヒートがいつも大変な思いをする。
 喧嘩っぱやく、時に平静さを失うが、それは誰より仲間を想うがゆえのことである。
 二ノ宮が苦手。ガゼルとは悪友兼喧嘩友達。グランに対しては嫌いではないが、劣等感からどうにも敵視してしまいがちである。

 

☆涼野風介(ガゼル)☆
 可愛い顔して毒舌。意外と、考えるより先に行動している事が多い。
 実力は言わずもがな。しかし、アナログな書類処理スピードが酷いので大抵アイキューに頑張って貰う。コンピューター関連は得意。
 喧嘩っぱやくはないが、売られた喧嘩は高額買取主義。また、言葉にしないが仲間のことは大切にしている。
 二ノ宮が嫌い。バーンとは悪友兼喧嘩友達。グランとの仲も悪くない。彼の事情を知っている為、少なからず同情している。

 

☆宮坂了☆
 可愛い顔して風丸譲りの男前。有言実行、独占欲が強いが、一度認めた相手にはとことん尽くすタイプ。
 陸上部だが、実はサッカーに関してかなりの才能とセンスを秘めている。潜在能力だけで見れば風丸を超える。
 今でも風丸には陸上部に戻ってきて欲しいが、彼の役に立ちたい一心で単身キャラバンを追いかけてきた。
 最初は円堂を怨んでいたが、徐々に認めるように。風丸を敬愛、レーゼとは似たもの同士で親友になる。

 

☆その他☆

 基本、アルルネシア(オリキャラ)を除くみんないい人。性善説万々歳。

 影山絡みの捏造が特に激しくなる予感がひしひしと。女性陣は基本みんな男前。

 エイリア学園は、マスターランク以外は洗脳されて自分達を宇宙人と思い込まされていたという設定。

 宇宙人ズの人間名が捏造される可能性高し。もし公式で出てくるような事になったら書き換えます。

 (追記)↑公式でどんどん彼らの本名が登場しているので、それに従って書いていきます。