許―ユルシ―   作詞作曲:はじめアキラ     歌唱:鏡音リン 届かぬ空を 窓際見つめて想う 君の為に 何が出来るのかを 狐が一つ“こん”と鳴く 愛し子殺めし人憎しと かつて終わらせられなかった悲劇 今 私の手で 月も見えぬ場所に閉じ込められて ただ 愛し絆を護れるように 神に挑む刃携えて たとえこの命が燃え尽きても 地図から消える その名を 意味を 存在を どうか覚えてくれさえいるのなら 国がそして“嗚呼”と泣く 独りで逝く私の為に 覚悟決めて抗った運命<さだめ> なのに 揺らぐ心 夜終わらぬ狭き檻の中で ただ 償う術を探し続けた これが誰の意思であるとしても どうか君に笑っていて欲しいから 夢か現か寝てか醒めてか ただ 想いは華と散りゆけども 走馬灯の中願うは一つ 消失に抗う心が叫ぶ 憑き堕とした 掌見つめて想う 君の為に 今すべきことを