##第三章・詞遺し編U
――獅子は咆哮した。何一つ知らぬまま、世界が終わるなど耐えられないと。
「お前のいない世界では。笑えなくなる者もいるだろうに」
♭3-12・威風堂々
「それでも…私は、未来が欲しい。彼らの姿を見て、思い出したのです」
♭3-13・葬送行進曲
「……情けないと笑いたければ笑うがいい。音を上げそうだ、私は」
♭3-14・天秤
「一緒にいるとたまに…自分がひどく、惨めになる」
「YESか、NOか。答えは二つに一つだ、ゴルベーザ」
♭3-16・明鏡止水
「人殺し!!お前らは悪魔だ…!!」
♭3-17・物語
「私はこのザマだ…無理を承知で頼みたい、暗闇の雲よ」
「君に会えて、本当に良かった」
♭3-19・驚天動地
「奴の…オニオンナイトの笑顔を、守ってくれ…」
♭3-20・虎視眈々
「この俺様が踊らされてる…だと?どういう意味だ」
「逃げる場所なんて…何処にも無いよ」