++第五章:どうか消さないで、愛した記憶と真実を。V
――そして賢者は、終わりを知った。
@5-33: 耄碌した、羽虫達。
「…こいつら、二ノ宮に…アルルネシアに操られるんだ」
@5-34: 聖なる、射手座。
「こいつが俺達の希望の光だ!」
@5-35: ラグナロク、コード。
「この試合は、雷門対イプシロンの戦いじゃない」
@5-36: 混迷の、雪嵐。
『お前はお前が…一番望むサッカーをやれ。幸せになる為に』
@5-37: 硝子の、砕ける音。
「必殺タクティクス…“神の指揮(タクト)”を」
@5-38: 神の、タクト。
「試合に、勝ち。ゼルを助けること、だけを」
@5-39: 言葉の鎖、鎖の言葉。
「ふざけてなんかない。私達はいつだって真剣だよ」
@5-40: 破滅の魔女、降臨。
「嘘だぁぁぁぁッ!!」
@5-41: 戦場の、アリア。
「…赤き真実、有効か」
@5-42: 繋ぐ、音色。
「“調律の魔術師”…神童拓人君」
@5-43: 風は、吹いている。
「目を覚ませよ、財前塔子っ!!」
@5-44: 蒼く、優しく。
「もうお兄ちゃんに護られるだけの私じゃないよって…見せてあげるから」
@5-45: 野兎と、カトリーヌ。
「サッカーが好きな人に、悪い人はいない」
@5-46: 追撃と、正面突破。
「さ、早いとこ可愛いお姫様を救出しないとね」
@5-47: 兵は、奇なり。
「なんか全っ然誉められてる気がしねぇぇ!!」