++第五章:どうか消さないで、愛した記憶と真実を。

 ――そして術師は、希望に目覚めた。

 

5-0:Message from Hitomiko Kira

「世界は、死者の為じゃない…生きている者の幸せの為に在る。そうでしょう?」

5-1: 兵達の、ラプソディア

「信じられなくても信じるしかねぇさ。そうだろ高木?」

5-2: ワールズエンド、ダンスホール

「僕は“煉獄の死神”、クジャ」

5-3: 波間の、プレリュード

「そう信じてるから…俺はサッカーを続けてるんだ」

5-4: タナトスの、刻印

「恥を知りなさい!私達も彼らも断じて、あなた方の玩具などではない…っ!!

5-5: 翼は、舞い降りた

「もう少し、不自由じゃない魔法が使えたらいいんだけどねぇ」

5-6: エレメンタル、ヒーロー

「天馬。君もサッカー好きか?」

5-7: 波音より、来る

「忘れんなよ…失うのが怖ぇのは…俺だって同じなんだからよ」

5-8: プレセアの、呪縛

「目先の一番より…大切なものが彼らにもあったという事です」

5-9: 召喚、リヴァイアサン

「んな事、この海の広さに比べたらちっぽけなもんだ」

5-10: 惹かれ惹かれし、かの季節

「む、向こうでアツヤがおいでおいでしてる…」

5-11: 旋律の、魔術師

「僕ら大海原中と、試合をして欲しい」

5-12: 海猫と、未来線

「…始めるとしますかね。魔術師との勝負ってヤツを」

5-13: 千の想いと、五千の距離と

「護る為なら…私達は神さえ超えた“人間”になってやる」

5-14: 五線譜の上の、兎達

「魔術師を超えてみろ。でなければ運命は打ち破れないよ」

5-15: 青い、落書き

「それが旋律の魔術師・音村楽也を倒す唯一の方法。違いますか?」