++第二章:どうか畏れないで、目の前に在る真実を。U
――そして僕等は、約束の地に集った。
@2-13:木苺の、遊園地。
「後悔、して欲しくないんだ」
@2-14:たった一つの、想い。
「負け犬だって事ぁ、俺が一番よく分かってんだよ」
@2-15:運命の、交響曲。
「あんたに惚れたからや、一之瀬」
@2-16:勇猛な、少女達。
「見せろ、稲妻魂!!」
@2-17:君の勇気、僕の真実。
「俺なんかを…好きになっちゃ駄目だよ…!」
@2-18:喝采せよ、この時に。
「私達は…誰かに怯えて逃げる為に此処にいる訳じゃない」
@2-19:夢、花火。
「…壁山は一人で乗るのが無難だな」
@2-20:つながる絆、記憶の鎖。
「確か…奥に部屋があるんだ。サッカーグラウンドのある広い部屋が」
@2-21:ブラッディ、クロス。
「ほんと…難しいよなぁ」
@2-22:厳かに、幕間劇。
「嘘つけ。そこは皇帝の部屋だろが」
@2-23:想いの、紡ぎ歌。
「今の私がいるのは、円堂君のおかげなんだよ」
@2-24:誰かの、子守歌。
「始まってしまった物語に今更逆らって、何が変わる?」
@2-25:愛情の、言い訳捜し。
「誰かを好きになるのに、理由が要るんか?」
@2-26:偽り無き、想いの調べ。
「風丸さん?」
@2-27:嫉妬と、羨望と。
「当たり前のものなんてない。今日と同じ明日なんて絶対にない」
@2-28:天上天下、唯我独尊。
「だから…正面から嫌ってくれた染岡のがずっとマシだったんだ」
@2-29:一世一代、大舞台。
「信じてるからよ…治兄ィ」
@2-30:其の魂に、宣誓を。
「ずっとその…皇帝陛下の為だけに尽くして、戦って来たんだな」