偶然のような必然の中、僕らは走り出した。
この馬鹿げた運命に、風穴を空ける為に。
最期の夢に
終止符を。
+はじめに。
++主題歌『End of the
nightmare』
・予告編『Over』
・第一話:喜劇〜それを人はハジマリと呼ぶ〜
「野比のび太…小学五年生。こいつが今回のキーパーソンだ」
・第二話:悪夢〜平穏は今撃ち抜かれた〜
「立て。立って走れ…生きてぇなら!」
・第三話:母〜既に時は遅く〜
「ママ…?嘘だよね?」
・第四話:亡者〜形を亡くした成れの果て〜
「…そう簡単にくたばるかよ」
・第五話:集合〜束の間の休息〜
「俺達の町をこんなにしやがって…ただじゃおかねぇ!」
・第六話:勇気〜不可欠の塊〜
「…逮捕されないように…気をつけてクダサイ」
・第七話:証明〜レーゾンデートル〜
「来るなら来いっ…ゾンビ野郎ッ!!」
・第八話:楔〜穿つもの、穿たれるもの〜
「…間違ってる」
・第九話:心〜誰も触れるべからず〜
「忘れるなよ。俺達の最後の目的は…野比のび太を抹殺することなんだから」
・第十話:生物兵器〜隠された罪〜
「何で学校の先生がウイルスの研究なんかに手を貸してるのさ!?」
・第十一話:奇襲〜頭上から堕ちる死〜
「ただの超次元なサッカー選手だよ」
・第十二話:生存者〜壁の向こうの声〜
「うん。…ありがとう、先生」
・第十三話:情報〜未来からの警鐘〜
「……今は1995年だろう。何故こんなラベルが貼られている?」
・第十四話:救出劇〜天からの一撃〜
「だって僕の…世界で一番最高の、親友だもの」
・第十五話:恐怖〜故に少年は〜
「お前ら…何でまだ、生きようと思えるんだ」
・第十六話:傷〜呪いにまみれた密室で〜
「誇りを捨てたら、それは死んだも同じことだから」
・第十七話:誰〜異端児はかく語る〜
「その為に…俺は真実を突き止め、野比のび太を…殺す」
・第十八話:百鬼夜行〜それは君か、それとも〜
「ドラえもんなら…出来るよね」
・第十九話:楽譜〜音符の中に潜むモノ〜
「…君は、魔女って信じる?」
・第二十話:窮地〜崖の上、人は選ぶ〜
「それを時に人は運命とか、必然って呼ぶんだろう」
・第二十一話:歌声〜それは誰かの祈りのように〜
「世界の終わりが始まったこの場所で…最期を迎える事にするよ」
・第二十二話:誓〜想い、繋いで〜
「…歌が世界を変えるって、信じてた時もあったんだよな」
・第二十三話:鮮烈〜暗闇で嗤うケモノ〜
「それでまた…僕達に歌、聴かせて欲しいな」
・第二十四話:御伽噺〜火炙り、拷問、異端審問〜
「なんだよその…新手の新興宗教みたいな文句は」
・第二十五話:対話〜前へ進む為に〜
「ありがとな…のび太」
・第二十六話:大蜥蜴〜バイオゲラス〜
「ご褒美だ…蜥蜴野郎っ!」
・第二十七話:安雄〜ベストエンディング〜
「…世界を変えるのは、お前みたいな優しい大馬鹿野郎かもしれねぇな」
・第二十八話:友情〜遺志を継ぐ者〜
「終わらせに行こうぜ。全部の悲しいことも…この悪い夢もな!」
・第二十九話:独断専行〜彼と彼と彼〜
「放っておけば…片瀬健治が、死ぬ」
・第三十話:麻薬〜幻術師が嗤う〜
「ここにいる全員。全員で必ず、生きて帰るの。生きて…必ず幸せになるのよ」
・第三十一話:焦燥〜踊らぬティンカーベル〜
−−変わらなくちゃ。あたしは…どこかのお姫様なんかじゃないんだから。
・第三十二話:暗躍〜陰の勢力〜
「…眠らせてやった方が、救われるなら。望み通りにしてやるぜ」
・第三十三話:日記〜誰かの願い詩〜
「この偽物の歴史に終止符を打つ。たとえ何年かかっても」
・第三十四話:理由〜優しい人〜
「出逢えたのかい?君が求める、優しいひとに」
・第三十五話:議題〜価値観エトセトラ〜
「…本当に良かった。世界が綺麗なものだけじゃない事を知る事ができて」
・第三十六話:廃旅館〜黄泉への入口〜
「強くなきゃ…また失っちゃうんだ」
・第三十七話:失敗〜ぶれる銃口〜
「みんなで生きて帰る。俺達に約束させたのはお前だろ」
・第三十八話:不協和音〜無音のオト〜
−−まったく、素直に生きるのは難しいね。
・第三十九話:日誌〜腐敗する意識〜
「魔女幻想を信じる人間は…アンブレラの中にどれだけいたのかね」
・第四十話:敵〜狂い咲きのテーゼ〜
「素敵!素敵だわ!目の前で仲間同士の殺し合いが見れるなんて!」
・第四十一話:羅刹〜連鎖反応〜
「忘れよう。全力で忘れよう」
・第四十二話:狩人〜無慈悲な獣〜
「だったらあたしが、のび太さんを守るわ!」
・第四十三話:望郷〜帰るべき、場所〜
『ばーか。誰がてめぇより先に死ぬか』
・第四十四話:幻〜それはさながら、夢のような〜
−−あれが夢なんて…本当に酷いや。
・第四十五話:友達〜魔法の、コトバ〜
「だからどんなに敵がたくさんいたって…僕は友達の味方でいたい」
・第四十六話:明暗〜魔女狩りの、使徒達〜
「有り得ないことは有り得ない。…人の数だけ物語があって…世界があるのと同じように」
・第四十七話:携帯電話〜可能と、不可能〜
「…お前は何があっても、のび太の味方でいてやってくれよ」
・第四十八話:捜索者〜キィ、ワード〜
「…これでハッキリしたな。この事件は…事故に見せかけた、人災だ」
・第四十九話:選手宣誓〜いざ、立ち向かわん〜
「ヒロトさんはどこまで知ってたの?今回の事件について」
・第五十話:実験〜空からの、襲来〜
『ゾンビはともかく。ハンターとかバイオゲラスとかのB.O.Wってどっから来たんだろう?』
・第五十一話:記事〜カオティック・メイル〜
「…話がおかしい。なんでそのアンブレラが滅ぶことになるんだろう」
・第五十二話:名前〜忘れ難き、ペルソナ〜
「浮かび上がってきた名前は……“ドラえもん”」
・第五十三話:仮面〜悪魔の、クロニクル〜
「どうしてものび太さんを殺したいなら…あたしが相手になるわ」
・第五十四話:魔女〜災禍を、撒き散らす者〜
「やってやる。健治さんと太郎を…死なせるもんか!」
・第五十五話:魔獣〜フローズヴィニルト〜
「人間…ナメんじゃねぇぞ、魔女!」
・第五十六話:少年〜刃と、刃〜
「お手並み拝見ね、宿命の魔術師さん?」
・第五十七話:救世主〜優しい、手〜
「何で健治さんがこんな目に遭ってんだ…こんな目に遭わなきゃなんねぇんだよ…っ!!」
・第五十八話:奇跡〜跳ね返すは、呪いの鎖〜
「この馬鹿げた運命に、風穴を。…ほんの小さな穴だっていいからさ」
・第五十九話:転覆〜覆すは、誰かのシナリオ〜
「鬼さんこちら手の鳴る方へ…ってね!」
・第六十話:勇者〜願い事、一つだけ〜
「…一発、俺にくれねぇかな」
・第六十一話:健治〜ファイナル・ヘブン〜
「ありがとな。…俺をお前の“友達”にしてくれて」
・第六十二話:失意〜砂だけはただ零れ落ちて〜
「僕は…僕達は22世紀から来たんじゃない。タイムマシンなんてものは存在しないんだ」
・第六十三話:疑心暗鬼〜囚われた悪夢の牢獄〜
「のび太さんがそこにいるだけで、あたしは幸せだからよ」
・第六十四話:本音〜騙れども、語れども〜
「最期は、僕の手でやらせて」
・第六十五話:愛〜明日への扉〜
「君がいたから。健治さんも僕らも…生きる事を諦めないで済んだんだよ」
・第六十六話:赤〜かけらあそび〜
「うん……正解。望むなら赤で今の言葉全部復唱してあげられるよ」
・第六十七話:削除〜ドミノ倒しと呪詛返し〜
「願わくば…君達を最期まで見守るのが、私の役目でありたいね」
・第六十八話:悪意〜欺いて、躍らせて〜
『…ドラちゃんのこともあるわ。あたし達もう、真実から逃げちゃいけないと思うの』
・第六十九話:舞台〜穢せぬ散り際〜
「私は知った…こんな地獄のような場所でも、人は人を救おうとすると。それが出来ると!」
・第七十話:妨害〜独りきりのレクイエム〜
「私…滅茶苦茶怒ってるんです。こんな馬鹿馬鹿しいシナリオを書いた誰かさんに」
・第七十一話:戦乙女〜アマネウタとラプソディア〜
「これは私達の物語。貴女なんてお呼びじゃないんですよ」
・第七十二話:光〜立ち向かう為の、即興曲〜
「アルルネシアのシナリオを壊して。ドラえもんと仲直りするまでは、死ねないよ」
・第七十三話:退場〜嘆くより、ただ前を〜
「全ての物語には、必ず意味がある。…でも悲しみを繰り返すだけの夢は、終わりにしないといけない」
・第七十四話:二人〜近づけど、まだ遠く〜
「本当の化け物は…私の方なのかも、しれないですね…」
・第七十五話:正義〜その刃、誰が為に〜
「分からないから探すんでしょう。それが人間です」
・第七十六話:保健室〜赤い箱、赤い涙〜
「あたし達は…そんな金田さんに応えなきゃならないわ。絶望に負けたら…それこそアルルネシアの思う壷じゃない」
・第七十七話:団結〜繋ぐ手があるのなら〜
「もう前に進むしかないよ。…怖いけど、逃げる場所なんてないんだから」
・第七十八話:追悼〜見えた筈の愛、見えなかった愛〜
――先生。僕はもう、諦めないからね。
・第七十九話:追跡者〜押し売りされた恐怖〜
――それが僕の、真実だ。
・第八十話:洞窟〜奇怪なダンジョン〜
「少なくとも…その“世界”で貴方達が笑い合ってた事実は消えない筈です」
・第八十一話:懐古〜子供達の冒険譚〜
「こんな状況でもさ。生きたい理由とか未練があれば頑張れるじゃん」
・第八十二話:適合者〜モルモット・ダンス〜
「うるせぇよ。俺はいつだって友達思いだっての」
・第八十三話:誤解〜すれ違いの独奏曲〜
「此処には人間でもゾンビでも化け物でもない…おかしな奴がいる」
・第八十四話:謀反〜真と誠〜
「だって見たいじゃない。ハッピーエンドを」
・第八十五話:信頼〜射抜くより、抱きしめるように〜
「……君は……宇宙一のお人好しだよね」
・第八十六話:大蜘蛛〜ブラック・タイガー〜
「来いよ化け物っ!あたしの目の前でのび太さんに触れたこと……地獄で後悔させてやるッ!」
・第八十七話:連携〜弱さを超えるという事〜
「お前はよほどのび太を殺したくないらしいな」
・第八十八話:機械人形〜彼が見た夢、見ていた幻〜
「ありがとう。もう少しで…ドラえもんのこと、信じられなくなるところだったよ」
・第八十九話:千変万化〜数限りない可能性を〜
「……セワシ君はたった一人きりだった。だから僕とドラえもんがいる。彼を独りにしない為に」
・第九十話:猫箱〜開かれぬ真実の眼を〜
「なのにその超いい加減なアンブレラの言うこと、なんでセワシの兄ちゃんは信じちゃうの?」
・第九十一話:味方〜その是非を問う〜
「最初から僕達は仲間なんだから」
・第九十二話:扉〜終の地へと続く場所〜
「今更逃げ出す奴なんか一人もいねぇだろ。何が来ようが、迎え打ってやるだけの事だ」
・第九十三話:魔犬〜ティンダロス〜
「ジャイアンやめてよフラグ立てないでよ!」
・第九十四話:贋作〜オリジナルとレプリカと〜
「……君は、誰だ」
「あたしは人間だけど、魔法は使える。絶対の意志こそ、あたしの魔法!」
・第九十六話:真理〜五目並べとオセロ〜
「そうよ。だから魔女幻想……ファンタジーはミステリーの天敵なの」
・第九十七話:不安〜捜し者と、探されしモノ〜
「復唱要求よアルルネシア」
・第九十八話:矛盾〜人攫いの適当具合〜
「宿命の魔術師、ノビタの名において青き真実を行使する」
・第九十九話:対決〜僕と君〜
「君には本当に、僕と真正面からぶつかり合う覚悟があるのかい?」
・第百話:救助〜嵐の前の静けさ〜
「喜びなよのび太君。君の大事な仲間の前で、終わらせてあげようって言うんだから」
・第百一話:暴力〜振り上げた拳の意味は〜
「さあ、殺し合おうか」
・第百二話:対決〜二人の為だけのワルツ〜
『マジ?了解っ!暇だったんだ。化身使ってもいいかって円堂に訊いてよ』
・第百三話: 決戦〜情ゆえに、愛ゆえに〜
「今度は僕が、君を助ける番だ」
・第百四話: 彼岸花〜思い出は悲しく、甘く〜
「さよなら、のび太君」
・第百五話: 本気〜分かち合う為に、剣を〜
「例え君が姿を隠しても、僕は何度だって君を見つけられるよ。だって君は僕の一番の親友だから」
・第百六話: 罪過〜記憶の水底から〜
「赤で言って!“お前なんか友達じゃない”って!!その一言で僕は死ぬんだから!!」
・第百七話: 真実〜残酷無慈悲な、宴〜
「……本当に、タチの悪い悪夢だ」
・第百八話: 懺悔〜死よりも深く、暗く〜
『また逢おう。約束だよ』
・第百九話: 未来色〜夢見るように目覚めた場所で〜
「あいつには一生分からないだろうな。俺がどんな気持ちで、セワシを名乗っているかなんて」
・第百十話: 絶望〜言葉さえ遠いほどに〜
「この世界に神様なんかいない。セワシ君の願いはいつまで経っても叶わなかった」
・第百十一話: 無限連鎖〜ローリンローリン〜
「誰かの人生丸ごと犠牲にするような世界が、本当の平和なもんか!!」
・第百十二話: 喧嘩上等〜それぞれのルール〜
「ダチ同士なら拳で喧嘩すんのも意味がある」
・第百十三話:親友〜僕等の夜が明ける時〜
「闇の中にいる時は気付けないんだ。明けない夜を作ってるのは、他ならない自分自身だなんて」
NEW!・第百十四話:撃墜〜君を撃ち落とす日〜
「異界を統べる神官。我が正義に則り、審判を下せ」